元日本代表FW宮市亮、「ヤーー!」絶叫 “超ハイテンション撮影”に同僚爆笑
右膝前十字じん帯断裂の大怪我から復帰を目指して調整中
ドイツ2部のザンクトパウリに所属する元日本代表FW宮市亮は昨年6月に右足前十字じん帯断裂の大怪我を負って戦線から離脱したが、すでにボールを蹴る練習を行うなど復帰に向けて前進している。クラブは22日に公式ツイッターでフォトセッション映像を公開し、ポーズを取りながら「ヤーー!!」と叫ぶ25歳の日本人アタッカーとそれを見て爆笑する同僚の微笑ましい様子を伝えている。
宮市はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督から才能を高く評価されるなど、若きスピードスターとして注目を集めていた。2010年12月に中京大中京高校からアーセナルと5年契約。就労ビザの条件を満たしていなかったため、オランダ1部フェイエノールトに期限付き移籍し、18歳1カ月23日で当時日本人最年少となる欧州主要リーグでのデビューを果たした。
11年夏に特例で英国の労働ビザを取得し、アーセナルに復帰を。その後はボルトンやウィガンを渡り歩き、二度目のアーセナル復帰も結果を残せず、トゥベンテを経て2015年夏からザンクトパウリに在籍している。
世界的にも通用する圧倒的なスピードを武器としてきたが、キャリアでは度重なる負傷に悩まされ本領を発揮できないシーズンが続いた。ザンクトパウリ加入直後には左膝の前十字じん帯を損傷し、17年6月のトレーニング中に今度は右膝の前十字じん帯を痛めるなど不運に見舞われていたが、手術から5カ月が経過した同12月にボールを蹴る動画を自身のインスタグラムに公開するなど、復帰に向けて前進している。