ベレーザFW籾木結花が公式ツイッターで動画紹介…緩急と股抜きパスに手放しで賛辞

　世界屈指のスターが揃うバルセロナはブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを獲得するなど今冬も強化を進め、練習ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらと早くも息の合った場面を見せている。クラブ公式ツイッターでハイレベルなプレー動画をアップすると、なでしこジャパン（日本女子代表）のストライカーが絶賛のコメントを寄せた。

　バルセロナが公開した動画は、トレーニングのワンシーンを映し出したもの。小さくしたコートで2チームに分かれているなか、最後尾のGKからテンポ良くパスをつないで相手のプレスを回避。左サイドのメッシを起点に打開し、最後はゴール前にタイミング良く走り込んだコウチーニョがゴールを陥れた。動画とともに「素早いパス回し、素晴らしいゴール」と添えられている。

　この動画に反応したのが、なでしこジャパンの日テレ・ベレーザFW籾木結花だ。2016年からベレーザの10番を背負い、2017年はリーグ戦17試合7得点で優勝に貢献。さらに皇后杯でも4試合1得点で二冠獲得に尽力した。昨年4月のコスタリカ戦で代表初得点をマークするなど、成長著しい21歳のストライカーだ。

　籾木が着目したプレーがあるという。「パウリーニョが前向いた瞬間のメッシのスピードUP」と綴ると、さらに「からの股を通したパス。美しい～」と手放しで賛辞を送っている。メッシは緩急をつけた動きで相手マーカーをはがし、最後はいとも簡単に股下パスを通してゴールをアシストしており、籾木もそのプレーに酔いしれたようだ。

　なでしこジャパンは4月にアジアカップを控え、19年FIFAワールドカップの出場権獲得を狙う。またベレーザではなでしこリーグ4連覇が懸かるなか、籾木は世界最高峰のプレーから刺激を受け、昨年以上の輝きを放てるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images