ハメスの天才的な“浮き球スルーパス”2連発を公開 ブンデス公式称賛「絶大なるスキル」
シャルケ戦とブレーメン戦で披露した二つのアシストに注目
今シーズン開幕前にドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに移籍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、ここまで14試合に出場し3得点6アシストをマークするなど、輝きを放っている。その活躍のなかで、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルでは二つのアシストに注目。「ハメス・ロドリゲスの絶大なるスキル」と題して動画を公開し称えている。
ハメスはプレシーズンに右太もも裏を負傷して出遅れ、レアル・マドリード時代の恩師カルロ・アンチェロッティ前監督の下では満足にプレーできなかった。だが10月にユップ・ハインケス監督が就任すると、コンディションも上がったことで徐々にチームにフィット。第9節ハンブルガーSV戦(1-0)以降はリーグ11試合連続出場を続けている。
完全復活を印象付けるなか、コロンビア代表レフティーの天才性が発揮されているのが、“浮き球スルーパス”による二つのアシストだ。
動画で最初に紹介されたのは、9月19日の第5節シャルケ戦(3-0)で、後半30分にチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのゴールを演出した場面。バイタルエリア付近でフリーになったハメスは、右サイドからの縦パスを受けてペナルティーエリア内に侵入。相手二人に挟まれるも巧みに中央へ切り返してドリブルすると、シャルケ最終ラインの裏へ左足で浮き球のスルーパスを送り、これを走り込んだビダルがダイレクトで決めた。正確なボールコントロールからのキープとスペースを見つける視野、絶妙なタッチでのパスとどれを取ってもハイレベルなアシストだった。