“鉄人”C・ロナウド、顔面流血の2日後に練習復帰 スペイン紙「止血のため3針縫った」
左目下が腫れた状態で練習、24日の国王杯は欠場か
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第20節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦でゴールを決めながら大流血するアクシデントに見舞われた。しかし翌々日の全体練習に復帰し、鉄人ぶりをアピールしている。
ロナウドはデポルティボ戦の後半39分、右サイドのクロスに対してダイビングヘッドで飛び込みこの日2ゴール目をマークしたものの、その際に相手マーカーのスイス代表DFファビアン・シェアの右足が顔面に入り、左目尻の付近に裂傷を負って流血する事態に。自らスマートフォンをセルフィーモードにして傷口を映し、確認する痛々しい姿が話題となった。
だが、ロナウドはタフだった。負傷から2日後、クラブ公式ツイッターは「クリスティアーノが今日、トレーニングに戻ってきた!」と記し、早くもボールを使ってトレーニングに取り組む様子を写真で掲載している。とはいえ、ロナウドの端正な顔立ちが“無傷”というわけではない。
スペイン紙「マルカ」は「血を止めるために3針縫うことが必要だった。目の部分は黒く腫れている」、「ロナウドの目の前には“卵”がある。レガネス戦ではプレーしないだろう」と、24日に行われるスペイン国王杯準々決勝第2戦は温存するのではないかと想定している。
それでも同紙は「フランス人監督はロナウドが左目の下を明らかに腫らしているのにもかかわらず、普段通りトレーニングに参加したことに満足しているだろう」としている。回復の状態は気がかりだが、ジネディーヌ・ジダン監督にとってもロナウドのメンタリティーの強さは心強い限りだろう。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images