日本とW杯対戦のポーランド代表FWレバンドフスキ、バイエルン外国人最多得点記録を更新
ブレーメン戦2ゴールで金字塔、バイエルン通算114試合94得点でロッベンを上回る
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがまたも金字塔を達成している。現地時間21日に行われたブンデスリーガ第19節ブレーメン戦で2得点をマークし、4-2の逆転勝利に貢献した。ブンデスリーガ公式サイトによると、このゴールによってクラブ史上最多となる外国人選手得点記録を更新した。
試合は前半25分にブレーメンに先制点を許す展開となったものの、ドイツ代表MFトーマス・ミュラーが同41分に同点弾をゲット。そして後半に入ってレバンドフスキの決定力が爆発する。
同18分に左CKからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのクロスに対して、相手マーカーから頭1つ抜けたヘディングシュートを突き刺して勝ち越し。その後ブレーメンに2-2とされたものの、同32分に今度はミュラーのクロスを再び頭で合わせて殊勲の決勝弾を決めた。その後にミュラーが追加点を奪い、最終的に4-2勝利を手にした。
圧倒的な強さでブンデス首位を走るバイエルンだが、レバンドフスキの貢献度は高い。現在17ゴールで得点ランクトップに立ち、2位のFWピエール・=エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)に4点差をつける。そして、バイエルンで通算114試合出場94得点は、元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの93得点を上回る外国人最多記録となった。
レバンドフスキは試合後、「僕らはシーズンが終わるまで、まだまだ多くの試合があるし、今はプレーできることに喜びを感じている。プレーし続けたいし、それが僕にとって大事なことだ」と語っている。この調子をキープすれば、6月のロシア・ワールドカップでポーランドと対戦する日本代表にとっても、大きな脅威となりそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images