リバプールのクロップ監督、最下位クラブに敗戦でファンと口論 「申し訳ない」と謝罪

シティ戦の「歴史的勝利」から一転…スウォンジーに0-1敗戦、ファンとの口論認める

 リバプールは現地時間22日に行われたプレミアリーグ第24節で最下位スウォンジーに0-1で敗れた。前節、首位のマンチェスター・シティに今季初黒星をつけて「歴史的勝利」と歓喜したユルゲン・クロップ監督もこの敗戦にはフラストレーションを溜め、スタンドのファンと口論する一幕も見られた。

 この冬の移籍市場でブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョをバルセロナへ放出したリバプールだが、得点ランキング2位の18得点を決めているエジプト代表FWモハメド・サラーを筆頭に、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネといった強力トリデンテは健在だ。

 シティ戦で揃ってゴールを挙げたこの3トップも先発して臨んだ敵地のスウォンジー戦だったが、この日放った21本のシュートは全て空砲に終わった。後半アディショナルタイムにはフィルミーノのシュートがポストを叩くなどゴールが遠く、0-1で敗戦を喫した。

 英公共放送局「BBC」はこの試合について「スウォンジーでリバプールの監督はファンへのリアクションを謝罪」とニュースを報じた。それによれば、クロップ監督は試合後、ベンチのすぐ近くに座っていたスタンドのファンと口論を交わしたという。ドイツ人指揮官は「彼は常に私に向かって叫んでいた。申し訳ないことだが、私はそれに一度反応してしまった」とファンの野次に対して、言い返したことを認め、謝罪した。

 

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