インザーギ監督、本田の先発起用を明言せず 25日の試合当日に決定の方針

背番号10はウディネーゼ戦で4試合ぶり先発復帰なるか

 ACミランのフィリッポ・インザーギ監督は24日、敵地ウディネーゼ戦(25日)に向けた記者会見で、日本代表FW本田圭佑の4試合ぶりとなる先発起用について明言しなかった。右ウイングの先発について、イタリア代表MFアレッシオ・チェルチ、U-21スペイン代表MFスソを含めた3選手の中から試合当日に決める方針を示した。
「ミラノダービーでいいプレーをしたスソを続けて先発させるのか?」
 試合前日の記者会見で質問されたインザーギ監督だが、前節インテル戦に続く右ウイングでのスソの起用について言葉を濁し、本田、チェルチの起用を含めて試合当日に決める姿勢を見せた。
「スソはいい試合をした。チェルチもプレーした時にはよかったし、本田もプレーした試合はよかった。このポジションの選手を選ぶのは難しい。3人とも信頼できる優秀な選手。だから、様子を見よう。3人とも素晴らしいクオリティーを持っている。毎試合、選択するのは難しい。スソを続けて起用するか、ケガをする前までとてもいいプレーをしていた本田を起用するか、プレーした試合はいいプレーをしたチェルチにチャンスを与えるか、明日の朝決める」
 指揮官はこう語った。
 左足首の重度の捻挫でリーグ3試合を欠場していた本田について、地元メディアはスタメン復帰を予想しているが、指揮官はスソ、本田、チェルチに対して横一線の評価を下している。出場したリーグ戦で16試合連続無得点の本田は、激しさを増す定位置争いでアピールするために、目に見える結果を出したいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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