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中島翔哉の違約金は27億円とポルトガル紙報道 シャフタールの“半額オファー”を一蹴
評価上昇中の日本人MF 現地紙は今季終了後の移籍を予想
ポルトガルリーグで好調をキープするポルティモネンセのMF中島翔哉は、加入1年目ながらすでに7ゴールを奪い国内外のクラブから熱視線を浴びる状況となっている。そのなかでポルトガル紙「レコルド」によると、ウクライナ屈指の強豪シャフタール・ドネツクが1000万ユーロ(約13億5000万円)のオファーを出していたと報じている。
昨シーズンのウクライナ王者シャフタールは、2009–10シーズンからリーグ5連覇、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出を果たすなど圧倒的な実績を残している。ブラジル代表FWドウグラス・コスタ(ユベントス)や同MFフェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)、同MFウィリアン(チェルシー)らが巣立ったクラブとして知られるが、現在チームを預かるポルトガル人のパウロ・フォンセカ監督は中島の能力を買っていた模様だ。
同紙によると「シャフタールは日本人ウインガーであるナカジマを獲得するために、1000万ユーロのオファーを送っていた。しかしそれに対してポルティモネンセの対応は返答せず、だった。なぜなら日本人の違約金はすでに2000万ユーロ(約27億円)に上がっているからだ」と、中島にはオファー以上の価値が見出されていることが記されている。
現時点でシャフタールは、このオファーを取り下げているという。「ポルティモネンセ側としての狙いは、移籍市場に出すため、シーズン終了までナカジマをアピールすることにある。リーグ終了後には、この日本人が他クラブに行く可能性は高まっている」と、今後の去就とクラブ側の思惑を記している。
ヨーロッパ最西端ポルトガルの地で、中島の評価がうなぎ上りになっていることは確かだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images