メスの川島永嗣、ファルカオとのW杯“前哨戦”で悲運… 退場劇にコロンビア紙も言及
両手を広げて抗議したが…
失点の瞬間、悔しそうな表情を見せた川島だが、後半5分に悲劇を迎えてしまう。相手のロングボールに対して果敢に飛び出しスライディングタックルでクリアを試みる。だが、相手FWアダマ・ディアカビが一歩早くボールに触ると、川島とのコンタクトはあまりないように見えたがピッチに転倒した。このプレーで主審は一発退場を宣告。両手を広げて抗議した川島だったが、判定は覆らなかった。
記事では「メスは後半のほとんどを一人少ない状況でプレーする羽目になった。日本代表のエイジ・カワシマの退場によるものだ」「カワシマが退場となり、数的優位をモナコは維持し続けた」と、ディアカビと交錯したシーンをクローズアップしていた。
2014年ブラジルW杯ではコロンビア代表に4失点を許した川島。当時のチームにはエースストライカーだったはずのファルカオは負傷により参加できなかった。フランスで相まみえた試合で、一発退場という悲運を味わった川島だが、日本代表の一員としてロシアの地では“エル・ティグレ”を擁するコロンビアを封じることができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images