伊王者ユベントス、ゼロ円移籍で狙う“ガラスの司令塔” 英屈指の才能にいち早く加入打診
アーセナルのMFウィルシャーが今季後に契約満了 ユベントスが獲得画策と英紙報道
アーセナルのMFジャック・ウィルシャーは今季終了後に契約が満了となるが、半年を切ったところでイタリア王者ユベントスが“ゼロ円移籍”に向けて動き始めたという。英紙「デイリー・メール」が報じている。
ウィルシャーはイングランド屈指の才能の持ち主であるものの、“ガラスの司令塔”と呼ばれるほどに負傷を繰り返してきた。昨季は期限付き移籍先のボーンマスでほぼ負傷せずにシーズンを過ごしていたが、4月半ばに負傷してシーズンを終了。結局、フル稼働とはならずに今季からアーセナルに復帰している。
ウィルシャーは今月の初めにアーセナルとの新契約が進んでいないことを英衛星放送局「スカイ・スポーツ」に対して語っているだけに、契約満了まで半年を切った今、他クラブはアーセナルの許可を得ずに交渉することが可能となる。そこで、ユベントスはいち早く動いて来季からの加入を打診している模様だ。
ユベントスは過去にも、ACミランを契約満了となった当時のイタリア代表MFアンドレア・ピルロを獲得し、不動のレジスタとしてリーグ6連覇の礎を作った。移籍金が高騰している昨今、契約満了により“ゼロ円”で有力選手を確保できるのは稀だ。移籍市場での水際立った動きが持ち味のイタリア王者は、イングランドから司令塔をフリーで獲得できるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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