C・ロナウド、ヘディング弾直後に前代未聞の行動 現地紙注目「血まみれの顔面チェック」
後半39分にこの日2点目を決めたロナウドだが…左目上をぱっくり裂傷
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが21日の本拠地デポルティボ・ラ・コルーニャ戦で血染めのヘディング弾を決めた後、前代未聞の行動で注目を集めている。エースが2ゴールなどの活躍を見せて7-1勝利に貢献した。
この日も、打てども打てどもゴールが遠かったロナウド。後半23分に司令塔MFルカ・モドリッチのミドルシュートをヒールパスでアシストすると、大勢の決した4-1リードで迎えた後半33分にMFカゼミーロのクロスから左足でボレー弾。今季5ゴール目にも不満そうな表情で喜びの様子を一切見せなかった。
そして、後半39分に最大の見せ場が訪れる。右サイドからのクロスにダイビングヘッドで鮮やかなゴールを決めたロナウドだが、ピッチに倒れこんで悶絶する。チームメートが歩み寄っても動けなかった。クリアしようと足を伸ばしていた相手のスイス代表DFファビアン・シェアの右足が顔面に直撃していた。
ロナウドの左目の上がパックリと裂け、端正な顔面は血まみれとなった。そこからは誇りと自尊心の高いスーパースターならではの行動に出た。ピッチ脇に引き上げる途中で、治療に駆けつけたドクターに携帯電話を借りることを要求。ピッチ上でセルフィーモードによって傷口を自ら確認すると、厳しい表情で首を横に振った。