過熱するオーバメヤン去就問題 同僚は早期解決を熱望「移籍がすぐに決まるなら…」
シュールレはチームメイトがエースの説得に努めていることを明かすも…
ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはアーセナル移籍で個人合意に達していると報じられており、チームの規律違反などでリーグ戦2試合連続のベンチ外となった。19日のヘルタ・ベルリン戦(1-1)当日に友人たちと遊びのサッカーに興じていたことが明らかになるなど、“心ここにあらず”な韋駄天ストライカーだが、同僚のドイツ代表MFは騒動の早期解決を熱望しているという。英紙「デイリー・メール」が報じている。
絶対的エースはチームで完全に浮いてしまっているようだ。アーセナルから移籍金5000万ユーロ(約68億円)の正式オファーが届いたとされ、リーグ戦でも2試合連続ベンチ外。その間、チームはヴォルフスブルク戦(0-0)、ヘルタ戦(1-1)と引き分けに終わり、勝利から遠ざかっている。
「我々はチームのミーティングで彼に影響を与えようと努力しているんだ。彼は話をするには最高のヤツ。全ては問題ないように思えるけれど、彼の頭の中で何が起きているのか、誰も分からないんだよ」
記事によれば、オーバメヤン不在の穴を埋める活躍が期待されるドイツ代表MFアンドレ・シュールレは、チームメイトたちの必死の説得も奏功していないと明かしたという。
「もしも移籍がすぐに決まるなら、誰にとっても良いことかもしれない」
シュールレは移籍が実現することが、オーバメヤンにとってもチームにとっても望ましいことかもしれないと、心の内を明かしている。チームメイトたちからの信頼も失いつつある状況だけに、アーセナル移籍はもはや時間の問題かもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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