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ドルトムント香川、貴重な同点ヘディング弾も独紙は辛口評価「大部分では消えていた」
ヘルタ戦先発で今季4得点目も独紙はミス指摘「小さな日本人のヘッドは…」
ドルトムントのMF香川真司は現地時間19日のヘルタ・ベルリン戦に先発出場し、後半26分に今季4得点目となるゴールを決めた。1-1のドローに持ち込む貴重なヘディング弾を決めた香川だったが、現地メディアでは「大部分では消えていた」と辛口の評価となった。
香川は前半13分にMFクリスティアン・プリシッチのクロスを頭で合わせてゴールを狙うなど積極性を見せたが、前半のチャンスは生かせず。反対に後半立ち上がり1分にFWダヴィー・ゼルケにゴールを決められてリードを許した。
1点を追う同26分、左サイドでボールをキープしたFWジェイドン・サンチョがクロスを上げると、ここに走り込んだのが香川。フリーの状況からヘディングで合わせてネットを揺らした。
得点者の香川に対し、ドイツ地元紙「WAZ」が付けた採点(1が最高)は平均よりもやや低めの3.5点。2点でチームトップのサンチョ、3点のGKロマン・ビュルキ、DFエメル・トプラクに次ぐチーム4位タイ評価となっている。寸評では「大部分では消えていた」「十分ではなかった」と指摘されており、全体的な評価にはつながらなかった。
「ルールナハリヒテン」紙ではサンチョの2.5点に続く2位タイの3点とまずまずの評価。チームに勝点1をもたらしたものの、「小さな日本人のヘッドは最高のチャンス(13分)だった」と前半に決めきれなかった点を指摘されている。
チームは後半戦2試合連続ドローとなったが、香川は5試合連続スタメン起用されて2得点2アシストと数字で結果を残している。2018年もこの好調を維持することができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images