シメオネ監督がCL敗退のアトレチコを誇る 「漢のチームだ」

「命を懸ければ幸せに帰宅できる」

 アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督がレアル・マドリードに敗れ、欧州の舞台から去ることになった自らの選手たちに激励の言葉を贈っている。地元紙「AS」が報じた。
 アトレチコは22日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝セカンド・レグでレアルと対戦し、敵地で0-1と敗北を喫した。合計スコア0-1でベスト8敗退が決まった。
 土壇場の後半43分、相手FWハビエル・エルナンデスに決勝点を許しての敗戦。試合終了後、肩を落とす選手たちに、指揮官は賛辞を贈った。
「このチームの戦いぶりを誇りに思う。まさに漢のチームだ。私はこの試合で学んだことがある。命を懸ければ、幸せに帰宅できる。ネガティヴな気持ちはない。他の監督は私の選手をうらやむはずだ」
 後半31分にMFアルダ・トゥランが疑惑の判定で退場したことが試合に大きな影響を及ぼした。だが、シメオネ監督は「映像を見直す意味はない。結果は変わりはしない」と、物議を醸したジャッジを意に介さない姿勢を示した。
 シメオネ監督は先月、クラブと2020年までの契約延長を締結したばかり。今後も熱き闘将がアトレチコとともに世界に旋風を巻き起こしていくことは間違いないだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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