香川の貴重な同点弾をドルトムント公式称賛 「ランドマークゴール」「鍵となる存在」
ヘルタ戦で先発の香川が今季4得点目、両軍最多103回のボールタッチ
ドルトムントの香川真司は現地時間19日のヘルタ・ベルリン戦に先発出場し、後半26分に今季4得点目となるゴールを決めた。1-1のドローに持ち込む貴重なヘディングを決めた香川の一撃を、ドルトムント公式サイトでは「ランドマークゴール」「鍵となる存在」と好調ぶりを称賛している。
0-1でリードされたドルトムントで香川の決定力が輝いた。後半26分、左サイドで17歳の新鋭FWサンチョが果敢に仕掛ける。一度は止められたが、ボールを回収すると右サイドにクロス。フリーになった香川がヘディングで同点弾を決めた。
「ランドマークゴール、シンジ・カガワはブンデスリーガ史上アウェー戦通算2万ゴール目を決めた。この日本代表は他のどの選手よりもボールにタッチした」
ブンデス史上で記念すべき2万点目のアウエーゴールを沈めるというマイルストーンを達成した香川。103回のボールタッチは両軍最多だったという。そして、特集では「鍵となる存在」としても香川の好調ぶりはクローズアップされた。
「シンジ・カガワは過去公式戦6試合でBVBの6ゴールに絡んでいる。2ゴール、4アシストを記録している」
ドルトムントの直近公式戦6試合でチームは8ゴールを決めている。その75%に香川が関与していることになる。
エースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはアーセナル移籍の可能性が高まっている。ドイツ代表FWマルコ・ロイスも故障からの復帰が待たれるなか、小さな魔法使いは孤軍奮闘の働きを続けている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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