ドルトムント香川、今季4得点目でドロー貢献 海外評価「シンジが勝ち点をもたらした」

原口所属のヘルタ戦、ヘディングから同点弾 1-1ドローで勝ち点獲得に貢献

 ドルトムントのMF香川真司は現地時間19日に行なわれたブンデスリーガ第19節ヘルタ戦で今シーズン4ゴール目となる同点ゴールを決めた。チームは1-1のドローに終わったが、ブンデスリーガ公式サイトや英公共放送「BBC」が速報で報じるなど、チームへの貢献を評価されている。

 香川はスタメン、ヘルタの日本代表FW原口元気はベンチ外で迎えた一戦、前半14分にはゲッツェのパスからMFプリシッチがクロスを送り、香川が頭で合わせるなど積極的なプレーを見せる。一方で試合が動いたのは後半1分の立ち上がり、ダヴィー・セルケのヘディングシュートでヘルタが先制。ドルトムントが追う展開となった。

 1点を追うドルトムントに希望をもたらしたのは香川だった。同26分、MFジェイドン・サンチョのクロスに対してファーサイドに走り込んだ背番号23が再びヘディングシュート。これがゴールネットを揺さぶった。ブンデスリーガ公式サイトによるとブンデスリーガ通算2万点目のアウェーゴールが、チームに勝ち点1をもたらした。

 「BBC」は「シンジ・カガワが勝ち点をもたらした。ドルトムントの同点弾を決めた」と記すとともに、移籍動向が話題になっているガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが試合に帯同せず、ピーター・シュテーガー監督が「もし彼がやる気になれば、来週には戻ってくるだろう」とのコメントを紹介している。

 エースの去就はいまだ不透明だが、ドルトムントは勝ち点を確保した。UEFAチャンピオンズリーグ出場権確保に向けて、香川の奮闘は高く評価されている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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