ハメス流出の「5つの痛手」をスペイン紙特集 苦境レアルに「今こそ必要なタレント」
レアルとハメスで分かれる明暗、バイエルンで本来の輝きを取り戻す
ロシア・ワールドカップのグループリーグ初戦で日本代表と激突するコロンビア代表のMFハメス・ロドリゲスは、昨季レアル・マドリードで出場機会を失い、今季バイエルン・ミュンヘンに期限付き移籍で加入。シーズン途中で就任したユップ・ハインケス監督の下で、本来の輝きを放っている。一方、“背番号10”を放出したレアルが今季失速していることを受けて、スペインメディアは「レアルは後悔」と分析。ハメス流出の「5つの痛手」について特集している。
「ジダンが今切望するハメス・ロドリゲスがもたらしていた5つの事象」と特集したのは、スペイン紙「マルカ」だ。“白い巨人”と昨年まで背番号10を託されていたレフティーは今季、明暗が分かれているという。
「レアル・マドリードは近年で最悪の危機的状況を迎えるなか、ハメス・ロドリゲスはバイエルン・ミュンヘンのユップ・ハインケスの下でキャリア最高の瞬間を楽しんでいる。ジネディーヌ・ジダンはこの期限付き移籍でギャンブルに出たが、マドリードは彼の放出を許したことを後悔することになるだろう」
首位バルセロナの独走を許しているレアルの現状について、記事ではこう記されており、失速するレアルでハメスさえいれば解決していたであろう、5つの事象を分析している。