バルサMF、華麗な“足裏引き技&ルーレットパス”に反響 「マエストロ」「難しい動きだ」

エスパニョール戦の開始早々にバルサMFブスケッツが優れたテクニックを披露

 バルセロナは17日のスペイン国王杯準々決勝第1戦でエスパニョールと対戦し、敵地で0-1と敗れた。バルサの公式戦連続無敗記録は29試合でストップしたが、この試合でバルサのスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツが華麗なテクニックを見せ、海外メディアが動画を公開して注目を集めている。

 MFアンドレス・イニエスタ、DFハビエル・マスチェラーノをはじめ、新戦力のMFコウチーニョらを負傷で欠くバルサは、FWルイス・スアレスやMFイバン・ラキティッチ、DFジョルディ・アラバらがベンチスタートとなった。先発したFWリオネル・メッシ、MFパウリーニョらを中心に攻撃を組み立てたバルサだが、後半43分に失点して0-1で敗れている。

 この一戦でブスケッツが開始早々に会場を沸かせるスキルを見せた。敵陣内中央でボールを受けて相手と対峙すると、足裏でボールを引き寄せる。これに釣られた相手がボール奪取を狙って足を出すと、これを待っていたとばかりにブスケッツは再び足裏でボールを引き寄せて翻弄。他の相手が寄せにきた瞬間、今度は一回転しながら左足裏で20歳MFカルレス・アレニャにパスを通した。

 衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターでは、ブスケッツの引き技とルーレットパスの映像を公開。すると返信欄では「マエストロ」「非常に難しい動きだ」「素晴らしい」「クール」など称賛のコメントが多く並んだ。現在29歳のブスケッツは、バルサの中核を担う存在であり、強力な攻撃陣を中盤の底から支える名黒子。メッシらの陰に隠れがちだが、そのテクニックは世界最高峰の水準にある。

 準々決勝第2戦は本拠地カンプ・ノウで25日に行われるが、ブスケッツが攻守のつなぎ役をこなし、逆転で準決勝進出を果たせるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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