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オーバメヤン放出濃厚のドルトムント、バチュアイに熱視線 FWの“玉突き移籍”勃発か
サンチェスを起点に、1月の移籍市場でストライカー大移動が起きるか
ドルトムントはガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンをアーセナルに放出し、その代役としてチェルシーのベルギー代表FWミシー・バチュアイを獲得する可能性が浮上。1月の移籍市場でストライカーの“玉突き移籍”が勃発する可能性が浮上している。ドイツ紙「ビルト」が報じた。
全ての始まりは、マンチェスター・ユナイテッド移籍が近づいていると報じられるアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスだ。今夏の契約満了が迫るなか、アーセナルとの契約を更新していないアタッカーの争奪戦がスタート。当初はマンチェスター・シティ行きが本命とされていたが、ユナイテッドが参戦。英紙では個人合意に達したと報じられており、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのアーセナルへの譲渡も進められているという。
一方アーセナルは、サンチェスの代役として今季公式戦23試合21ゴールをマークしている、オーバメヤンに白羽の矢を立てている。チーム内での度重なる規律違反により前節ヴォルフスブルク戦(0-0)では出場停止になっており、ドルトムントも放出を認める方針だという。
当初、ドルトムントはオーバメヤンの代役としてフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得に動いたが、ジルーが難色。そこでチェルシーのバチュアイに方向転換したという。
バチュアイは今季リーグ戦の先発はわずか2試合で、ここまで11試合で2ゴール。思うように出場機会を得られていないが、チェルシーがもしバチュアイを放出すれば、新たなストライカーを獲得する可能性は高い。
サンチェスが出発点となり、1月の移籍市場でストライカーの大移動が起きる可能性が高まっている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images