「ヴァーディと岡崎は不動」で英メディアの見解一致! 戦力過多のFW陣で絶大な信頼
7人体制のレスターFW陣、スリマニの放出は濃厚か
FW岡崎慎司の所属するレスター・シティはFW陣の戦力過多が顕著になっており、今冬の移籍市場で2016年にクラブ史上最高額の3000万ユーロ(約40億円)で獲得したアルジェリア代表FWイスラム・スリマニの放出が濃厚となっている。
そうしたなかで、英衛星放送「スカイ・スポーツ」では「レスターはヴァーディとオカザキ以外は、前線の選手へのオファーを聞き入れる準備がある」とし、チームのエースであるイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと、その献身性でチームに影響を与える岡崎の二人は絶対的な存在だと主張した。
今冬にU-23マリ代表FWフォーセニ・ディアバテを獲得したことで、FWは岡崎を含めて7人体制。主に2トップで戦うレスターとしては、明らかに戦力過多の状態だ。そのなかでもベジクタシュからの関心が強まっているスリマニをはじめ、ナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョとFWアーメド・ムサ、アルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアらが放出候補と言えそうだ。
レスターの地元紙「レスター・マーキュリー」でも、スリマニの移籍の可能性が高くなっていることを報じている。同じように戦力の調整について触れられているが、記事では「ヴァーディとオカザキはどこにも行かない。イヘアナチョを諦めるのもまだ早いだろう。そのため残るウジョアとスリマニが残留を争う」と記された。やはり岡崎への信頼は厚い。
クロード・ピュエル監督が契約延長を示唆したと報じられ、絶大な信頼を寄せられる岡崎。今季はプレミアリーグで自己最多の6得点を挙げるなど好調で、チームの熾烈なポジション争いの中で完全に一歩抜け出した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images