「C・ロナウドなしのレアルを想像できない」 ジダン監督が去就問題浮上のエースを擁護
現地メディアでは古巣マンU復帰報道も「私は心配していない」
レアル・マドリードは首位バルセロナと勝ち点差19で4位と苦しみのシーズンを過ごしている。エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今季4ゴールと不振だが、報酬面の不満から移籍を志願していると現地メディアでは伝えられている。そうしたなか、ジネディーヌ・ジダン監督は「クリスティアーノなしのマドリードを想像できない」と完全擁護したと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
「私は心配していない。みんな外の人間はいろいろな話題をしているが、チーム内ではクリスティアーノは常にプレーのことだけを考えていればいい。彼のプレーについて、チームへの貢献の話をしたい。私は常に同じことを話していた。クリスティアーノなしのマドリードを想像できない。彼なしのマドリードは見えてこない。私の心配は競技面についてだ。常にそうだが、難しい状況の時には彼がいてくれるんだ」
記者会見でジダン監督はこう語っている。ロナウドはフロレンティーノ・ペレス会長から昇給の約束を手にしていたが、実現していない現実に落ち込んでおり、古巣のマンチェスター・ユナイテッド復帰を熱望していると報じられている。
不振のチーム状況のなかロナウドも批判を浴びているが、ジダン監督はエースを完全擁護。「私は契約のことについて話をしたくない。ロナウドも十分経験を積んでいる。彼と話をすべきはクラブなんだ」と語った指揮官は、契約問題に不満を抱えるロナウドについて、クラブが対応すべきと主張していた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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