スペイン紙の読者投票で決定「リーガ前半戦ワースト11」 3トップはレアル&バルサ勢独占

ジダン監督の長男も不名誉な選出

 そして、中盤にはレアルの若き名将の息子が登場する。ジネディーヌ・ジダン監督の長男で、レアル下部組織出身のフランス人MFエンツォ・ジダン(アラベス)が選出。昨季レアルのトップチームに所属し、今季はアラベスに3年契約で移籍したが、出場機会を確保できずにベンチ外の日々が続いた。そして在籍半年足らずで契約解除となり、スイス1部ローザンヌに移籍することが決定している。

 中央はバレンシアのセルビア代表MFネマニャ・マキシモビッチ、右はアトレチコのアルゼンチン代表MFニコラス・ガイタンとなっている。

 そして3トップは、レアルとバルサの二大名門が独占する事態となった。

 右ウイングは昨季ACミランでプレーし、今季レンタル先のエバートンから復帰したバルセロナのスペイン代表FWジェラール・デウロフェウ。たびたびボールを失う単騎突破型のプレースタイルはバルサになじまないのか、ナポリやインテルなどイタリアへの出戻り移籍の可能性が浮上している。

 センターフォワードは、レアルの看板3トップ「BBCトリオ」の中央を務める元フランス代表FWカリム・ベンゼマ。万能型ストライカーは今季決定機を何度も逃し、ここまでリーグ戦わずか2得点2アシスト。ジダン監督の同胞ベンゼマへの揺るがぬ信頼は、サポーターの怒りを呼んでいる。

 

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