香川参加の慈善活動メンバーに脚光 伊紙も豪華陣容を絶賛「単なる好チームではない」

年俸の1%をチャリティー活動に寄付する「コモンゴール」にキエッリーニも参加

 ドルトムントのMF香川真司はユナイテッド2年目に共闘したスペイン代表MFフアン・マタの設立した、年俸の1%をチャリティー活動に寄付する「コモンゴール」に、アジア人選手として初めて参加している。同プロジェクトには新たにユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが加わったが、イタリアメディアは香川について「高速でテクニカルなプレーメーカー」と称賛。その参加者の豪華な顔ぶれから「単なる好チームではない」と報じている。

「ジョルジョ・キエッリーニ、他人を助けるためにサラリーをカットする」と見出しを打って特集を組んだのは、イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」だった。

 マタが昨年8月にスタートさせたチャリティーの輪は大きな広がりを見せている。大学で経済学の修士号を取得している知性派のキエッリーニはマタとの面識はなかったというが、プロジェクトの概要を知ると、公式サイトに自らメールを出したという。

「その後、マタと話をしたんだ。そこで彼のプロジェクトを共有することにしたんだ」と経緯を説明したキエッリーニは、「他の人たちの笑顔を見るのは素晴らしいことなんだよ」と語っている。

 

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