サッカーボールを野球のバットでGKにノック! 柏の“ユニークすぎる”練習動画が話題
松本GKコーチが野球のノック練習さながらにサッカーボールを打ち、選手が反応
昨季J1リーグで4位に入り、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフ出場権も獲得した柏レイソルは、1月30日に行われるプレーオフに向けて鹿児島県指宿市でキャンプを行っている。そうしたなか、クラブマスコット公式ツイッターが16日に配信したユニークなGKトレーニングの動画が話題となっている。
指宿キャンプでの様子を同クラブのマスコット「レイくん」の公式アカウントが紹介しているが、少々趣が異なったのはGKのセービング練習のこと。「#ノック #サッカーチームなのに #松本GKコーチの練習がユニークすぎる」とハッシュタグがつけられた動画では、不思議な光景が広がっていた。
それはゴール右45度に選手に見立てた壁を置き、その前方から放たれるシュートに対して日本代表GK中村航輔や滝本晴彦、猿田遥己が素早く反応するというもの。ユニークなのはシュートを打つ役割である松本拓也GKコーチだ。足で蹴るのではなく、野球で使用するバットを手にして、ノック練習さながらに打っているのだ。
バットから放たれたサッカーボールは強烈なスピードで打ち抜かれつつ、壁にぶつかることでシュートコースが変わる。これに対して中村らGKは、素早くセーブするという練習を繰り返している。
投稿では「#スイングが鋭い #中学までは野球の有力選手」と松本コーチの経歴も紹介。正守護神を務める中村は俊敏な反応を武器に昨季Jリーグベストイレブンに輝き、2017年12月のE-1サッカー選手権で日本代表デビューも果たしたが、この“特別トレーニング”によってさらなる成長を果たすかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images