2連勝のU-21日本代表、北朝鮮戦で先発総入れ替え 引き分け以上で首位通過
決勝T進出はすでに確定、森保監督にアピールなるか
森保一監督率いるU-21日本代表は16日、23歳以下のアジアの頂点を争う「AFC U-23選手権」グループリーグ最終戦、U-23北朝鮮代表戦に挑む先発メンバーを発表した。第2戦のU-23タイ代表戦に勝利し、2連勝ですでに決勝トーナメント進出を決めている森保ジャパンは、グループリーグ首位通過をかけた一戦に臨む。
第2戦のタイ戦にDF板倉滉(ベガルタ仙台)の劇的な決勝弾で勝利した日本は、グループリーグ突破を決めている状況もあってタイ戦から先発を総入れ替え。GKに波多野豪(FC東京)が入り、3バックとなるDFには右から柳貴博(FC東京)、庄司朋乃也(ツエーゲン金沢)、古賀太陽(柏レイソル)が並ぶ。
両WBは右に追加招集組の長沼洋一(FC岐阜)、左には初戦のU-23パレスチナ代表戦でもプレーした浦田樹(ギラヴァンツ北九州)がメンバー入りした。ここ2戦とは違い、ダブルボランチはジュビロ磐田U-18の伊藤洋輝とサンフレッチェ広島の森島司が担い、前線は頂点に小松蓮(産業能率大)を据え、左に旗手怜央(順天堂大)、右に三好康児(コンサドーレ札幌)を配置して攻撃のトライアングルを形成する。キャプテンは三好が務める。
一方、北朝鮮代表は3試合連続同じスターティングメンバーとなった。
他会場に関係なく、この試合を引き分け以上に終えると日本は首位通過が決定する。ここまで出場機会に恵まれていなかった選手たちが多く名を連ねた一戦。自分自身の特徴を前面に出すことで、決勝トーナメントに向けて森保監督にアピールしたいところだ。
日本代表の先発メンバーは以下の通り。
GK
波多野豪(FC東京)
DF
柳 貴博(FC東京)
庄司朋乃也(金沢)
古賀太陽(柏)
MF
長沼洋一(岐阜)
森島 司(広島)
伊藤洋輝(磐田U-18)
浦田 樹(北九州)
FW
旗手怜央(順天堂大)
小松 蓮(産能大)
三好康児(札幌)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images