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ロナウジーニョ、クラブW杯での“伝説のFK”に再脚光 「ゴラッソ以外の何物でもない」
アトレチコ・ミネイロ時代の2013年に決めた“華麗なる一撃”をインスタグラムで公開
元ブラジル代表MFロナウジーニョは、2018年限りでフットボール界から正式に引退することを表明している。キャリアの終わりを惜しむかのように、今年に入ってこれまで所属したクラブでの印象的なハイライト映像を公開してきたが、16日に更新したインスタグラムでは、ブラジルの名門アトレチコ・ミネイロ時代に決めた正確無比な直接FKを振り返り、ファンから「ゴラッソ以外の何物でもない」「マジシャン」と称賛を受けている。
ロナウジーニョは16日、自身のインスタグラムでアトレチコ・ミネイロのアカウント名を綴るとともに、1本の動画を投稿。映像では、欧州からブラジル凱旋を果たして4年目となる2013年のFIFAクラブワールドカップ準決勝、ラジャ・カサブランカ戦(1-3)のゴールシーンが収められている。
0-1とリードを許した後半19分、アトレチコ・ミネイロはゴール正面やや左の約20メートルの位置でFKを獲得した。キッカーを務めたロナウジーニョは、カサブランカが敷いた6枚の壁の右上を狙って右足を一閃。放たれたボールは壁を越えて美しいカーブを描き、右ポストに当たりながらゴールに飛び込んだ。
逆を突かれた相手GKは全く反応できず。当時チームを率いたクカ監督も両手を挙げてガッツポーズを見せるほど、強烈なインパクトを残す同点弾となった。試合は終盤に2点を失い1-3で敗れてしまったが、試合後にカサブランカの選手がロナウジーニョのスパイクを求めて殺到したのは、今もなお語り継がれる伝説的なエピソードである。