ブラジル代表DF、狙いすました“股抜きドリブル”炸裂 クラブ公式も称賛「優雅」
PSGのダニエウ・アウベスが相手の股を抜くドリブルを“何気なく”披露
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間14日のリーグ第20節のナント戦に1-0で勝利した。ナントの選手が主審と交錯して“報復キック”を受けるなど話題を呼ぶゲームとなったが、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスが試合中に披露した華麗な足技をクラブ公式YouTubeチャンネルが「優雅なテクニック」と題して紹介している。
前半12分にウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニのお膳立てからアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアの一撃で先制したPSG。クラウディオ・ラニエリ監督率いるナントを1-0で破り、勝ち点を53に伸ばした。
PSG公式YouTubeチャンネルがハイライトの一つとして動画を公開したのが、ダニエウ・アウベスの巧みな足技だ。相手のチェイシングをかわしたセンターバックのフランス代表DFプレスネル・キンペンベから、右サイドのタッチライン際で長い縦パスを受けてそのままドリブルを開始。やや中央へ進路を移しながらスピードに乗ると、横から寄せてきたナントのモロッコ代表FWヤシン・バンムの足が開いた瞬間、右足アウトサイドで狙いすましたように股を抜いて右側へ方向転換し、前方の味方にピタリとつけた。
流れのなかで飛び出した“何気ないプレー”ながら、ボールコントロール、タイミングともに絶妙。PSGと言えば、同胞のブラジル代表FWネイマールのテクニックが脚光を浴びる機会が多いが、百戦錬磨のダニエウ・アウベスも代表練習などでは負けじと高い技術を披露している。直近の公式戦ではやや低調なパフォーマンスが目についたが、クラブも「優雅」と称する足技で再び存在感を示してきそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images