インテル、姉妹クラブ江蘇蘇寧から補強へ 元ブラジル代表MFラミレスの獲得が決定的
かつてチェルシーに在籍したラミレス、中国1部の江蘇から欧州リーグ復帰を熱望
日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、親会社の中国企業・蘇寧グループの経営する中国1部の江蘇蘇寧から元ブラジル代表MFラミレスを獲得することが決定的になった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
30才のダイナモは2016年1月にチェルシーから江蘇に移籍。2800万ユーロ(約37億円)の移籍金で4年契約を結んだが、欧州リーグ復帰を希望している。記事によると、蘇寧グループは必死の慰留を試みたが、ラミレスの決断を覆すことはできなかったという。
江蘇の姉妹クラブとなったインテルへの移籍は数日のうちに正式決定する見込みだという。
今季、一時セリエA首位に立っていたインテルだが、昨年末から失速し、首位ナポリとの勝ち点差は9に開いてしまった。ベンフィカDFリサンドロ・ロペス、バルセロナのブラジル代表MFラフィーニャの獲得にも動くなど、1月にチームの立て直しに動いており、急ピッチで反撃体制を整えている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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