レアルMFイスコ、“エラシコ&ターン”の美技コンボに称賛「スタイリッシュ」「王様」
ビジャレアルに敗戦を喫するなか、華麗な個人技で意地を見せる
レアル・マドリードは現地時間13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節ビジャレアル戦、シュート28本を打ちながら得点を奪えず、0-1で完封負けを喫した。“機関紙”とも言われるレアル贔屓のスペイン紙「マルカ」も「レアルのクライシス(危機)は続く」と酷評するなど窮地に立たされている“白い巨人”だが、屈辱の一戦でスペイン代表MFイスコが見せた美技を海外メディアが動画付きで紹介すると、ファンから「スタイリッシュ」「王様」とわずかな“希望の光”となっている。
前半からブラジル代表DFマルセロのミドル、エースFWクリスティアーノ・ロナウドの直接FKやゴール前でのダイレクトシュートなど決定機を次々と作ったレアルだが、相手GKセルジオ・アセンホのビッグセーブに阻まれ続けた。結局、後半42分に高速カウンターを受けて失点し、早くも昨季を上回る4敗目(9勝5分)を喫した。
首位バルセロナに大きく水を開けられ、リーグ連覇に黄信号が灯るなか、衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターはビジャレアル戦のあるワンシーンを捉えた動画を公開。0-0で迎えた前半38分、敵陣のペナルティーエリア右側で浮き球を胸トラップしたイスコは、着地すると同時にビジャレアルのMFマヌ・トリゲロスから押し出させるようにプレッシャーを受けた。
しかし、右足アウトサイドでボールを外に持ち出すと見せかけ、すぐさま右足インステップで内側に切り返す“エラシコ”で、カバーに来たマーカーを回避。そのまま反転してベースライン際へドリブルを仕掛けると、中央へ鋭いクロスを上げた。