レアル、選手がリーグ優勝争い“白旗宣言” ブラジル代表MFも諦めムード「難しくなった」
ビジャレアルに0-1敗戦で4位から浮上ならず CL出場権争いを強いられる状況に
レアル・マドリードは現地時間13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節ビジャレアル戦で0-1の敗戦を喫し、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでまたしても勝ち点3を奪えなかった。現地では危機的状況が叫ばれているが、クラブ公式サイトに掲載されたコメントで選手たちは、早くもリーグ優勝争いで“白旗宣言”とも受け取れる発言をしている。
この日のレアルはシュート28本も放ちながら、相手GKセルジオ・アセンホのビッグセーブ、そしてエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決めきれない展開が続いた。後半42分、ビジャレアルの高速カウンターからの一刺しに沈み、勝ち点を献上。4位から浮上できず、首位バルセロナ追撃どころかUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを強いられる状況となっている。この敗戦を受けて、スペイン代表DFナチョはこのように話している。
「チームとしての姿勢は良かったし、試合内容としては勝っていた。ビジャレアルはポゼッションするタイプだけど、僕たちがほとんど主導権を握ったのだから。試合で何が起こっているのか理解できないよ」
ナチョ以上に諦めムードなのはアンカーとして昨シーズン大ブレイクを遂げたブラジル代表MFカゼミーロだ。
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