エイバル乾、アトレチコに敗戦も現地紙評価はチーム最高点 「対面のコケと渡り合った」

0-1で敗れたエイバル 乾が見せた「ダイアゴナルの動き」をスペイン紙は評価

 エイバルの日本代表MF乾貴士は現地時間13日のリーガ・エスパニョーラ第19節アトレチコ・マドリード戦に先発フル出場した。試合は0-1で敗戦したものの、スペイン紙「マルカ」はチーム内最高点をつけるなど一定の評価を下している。

 冷たい雨が降りしきるなかで行われた一戦は、前半27分にアトレチコがショートカウンターからMFケビン・ガメイロが先制ゴールを奪う。エイバルは1点ビハインドで追いかけるなか、前に出ざるを得ない展開となった。エイバルは何度もゴール前に迫ったが最後まで決定打を欠き、UEFAチャンピオンズリーグ圏内で2位の相手から勝ち点を奪えなかった。

 ただ、乾に対してマルカ紙は上々の評価を与えている。マッチレポートで闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコの規律の高さが勝敗に直結したとしているが、「イヌイはダイアゴナル(斜め)の動きによって対面のコケと渡り合った」と、攻撃を活性化させようとした点に言及した。

 また、この試合で唯一の星3つの満点を受けているのは、好セーブを連発したアトレチコGKヤン・オブラクだが、乾には星2つがつけられている。エイバル内で同評価を受けているのは乾やホセ・アンヘル含めて4人だけということもあり、試合全体での貢献度の高さには一定の評価を受けているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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