レスター岡崎、チェルシー戦で自己犠牲の精神発揮 ドロー貢献、チーム3位タイ好評価
ヴァーディと縦関係の2トップ、決定機外すも地元紙「利他的に守備に戻った」と称える
レスター・シティのFW岡崎慎司は現地時間13日の強豪チェルシー戦に先発出場。決定機を逃すシュートミスもあったが、現地メディアはその自己犠牲の精神の高さを称え、チーム3位タイの好評価を受けた。
4-4-2システムで、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと縦関係の2トップを組むお馴染みの布陣で先発した岡崎。前半7分にDFベン・チルウェルからの折り返しをゴール前で合わせるビッグチャンスを迎えたが、この場面ではシュートをゴール上へ外した。
決定機を外してしまったものの、その後も攻守に奮闘。後半にチルウェルが退場となる劣勢のなかでレスターは0-0の引き分けに持ち込み、岡崎も勝点1奪取に貢献した。
英地元紙「レスター・マーキュリー」の選手採点では、「またも体力が尽きるまで働きを見せた。利他的に何度も守備に戻った」として岡崎にチーム3位タイとなる7点が与えられた。
チームトップはセンターバックのDFハリー・マグワイアとMFウィルフレッド・エンディディの二人で8点。ワースト評価は退場となったチルウェルで5点だった。
英衛星放送局「スカイ・スポーツ」では、同局のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたマグワイアとMFリヤド・マフレズが8点でトップタイ。岡崎は「8ヤードの距離からゴールを逃した」とミスを指摘されているものの、チームへの貢献は評価され、ここでも他3選手と並ぶ7点を獲得した。
自己犠牲の精神の高さは相変わらずで、現地でも高い評価を受けている岡崎。この日は1枚イエローカードを受け、後半28分で途中交代となった。元日のハダースフィールド戦に続いて2試合連続スタメンでアウェーでの貴重な1ポイント獲得に貢献している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images