「全てを兼ね備えている」 清武弘嗣が絶賛、感銘を受けた3人のJリーガーを告白
「上手さは群を抜く」「姿勢が凄い」と称賛
続いて挙げたのが、“ミスター・フロンターレ”の元日本代表MF中村憲剛だ。37歳のプレーメーカーはいまだ衰え知らずで、卓越したテクニックと抜群のポジション感覚に感銘を受けている。
「憲剛さんは、優勝した川崎をここまで引っ張ってきた人。高い技術があるし、常に怖いところにいる。そういう、上手さは群を抜いていますよね」
そして最後に名前を出したのが、日本代表の30歳FW小林悠だった。
「悠くんはチームを優勝させたいという気持ちが、主将としてすごく強かったのだと思います。最終節でハットトリックをして、チームを優勝させて、自分も(逆転で)得点王になった。それも気持ちの部分」と言及。リーグ最終節の本拠地大宮アルディージャ戦でハットトリックを達成し、C大阪FW杉本健勇を抜く23ゴールで自身初の得点王に輝いた働きを手放しで称えている。そして代表でのプレーについても触れながら、次のように続けている。
「代表でもゴールに向かう姿勢が凄いですからね。今年は悠くんの年だった。全員が川崎の選手になってしまったのは、それくらい僕にとって、川崎の印象が強い1年でした」
ルヴァンカップと天皇杯を制して二冠を達成したC大阪だが、3位となったリーグ戦では川崎の印象が強烈だったと清武は告白し、いずれも川崎の選手を挙げた。決して平坦ではなかった2017年を過ごしたなか、ワールドカップイヤーを“清武の年”とできるか。そのプレーに大きな注目が集まりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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