長友佑都、母校で熱弁 契約更新の50歳カズ称賛「あんなに人間できている人いない」

明治大でトークイベントに参加、尊敬する人は「特に三浦知良さん、中村俊輔さん」

 インテルの日本代表DF長友佑都が11日、母校の明治大学で学生たちに向けたトークイベントに参加。490人収容のホールに600人が駆けつける盛況ぶりとなったなか、ロシア・ワールドカップ(W杯)への意気込みを語りつつ、同日に50歳で契約を更新したJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良にも言及した。

 2009年に明治大政治経済学部を卒業した長友が壇上に登場すると、世界で活躍する日本代表選手の登場に学生たちから拍手喝采が送られた。6月にロシアW杯が控えるなか、「まず選ばれるか分からないので…」とジョークを飛ばして学生の笑いを誘いながらも、「厳しい戦いになる」と大舞台に向けて気を引き締めた。

 また「尊敬している人」について聞かれた長友は、インテルで共闘した元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティに加え、日本人では「特に三浦知良さん、中村俊輔さんは、すごい偉大だと思います」と二人の名前を挙げた。

 とりわけカズに関しては「一緒に食事に連れて行っていただいたりしますが、あんなにビッグで偉大な方なのに僕のことを『長友さん』と呼ぶし、敬語なんです。恐れ多いんですけど、誰に対してもそんな感じ。あそこまで人間できている人がいるのかな」と絶賛している。

 偉大な先輩に対して敬意を表した長友は、学生たちに夢の大切さを説き、拍手を浴びながら壇上を後にした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真 text & photo by Football ZONE web

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