練習場でも魅了する「世界的スターの超絶ゴール集」 “神業”60m弾やラボーナも炸裂

メッシやイブラヒモビッチの遊び心に溢れた美技が満載

 世界のスーパースターが集い、日々汗を流す練習グラウンドでは、時に観る者を魅了するスーパープレーが飛び出す。実戦で結果を手にするための全力プレーから、練習だからこそできる遊び心満載の技まで、英サッカー専門サイト「Dugout」が「練習場での超絶ゴール集」と題して、公式ツイッターで動画を紹介している。

 ループシュートや豪快なボレーに続き、一際目を引くのが、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの代名詞とも言える“カンフーキック弾”だ。DFをつけたシュート練習中、左サイド後方からのアーリークロスにイブラヒモビッチは抜け出すと、カンフーキックのように右足を高く上げながらジャンプ。空中で一度タイミングを計るような動作をすると、最後は上体を左に倒しながら右足アウトサイド付近でボールの軌道を変え、この一撃は見事にゴールの右サイドネットに吸い込まれた。

 続いて紹介されたのは2015年12月、FIFAクラブワールドカップ出場のために来日したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、バルセロナの練習中に披露して話題となった神業シュートだ。60メートル以上は離れたミニゴールに向かってメッシが左足を振り抜くと、弧を描いたシュートは5回バウンドし吸い込まれた。当時の映像では、スタンドで観ていた日本人の少年たちの「やばい!」という声や大歓声が鳴り響くなど、メッシは練習でも別格のオーラを放っていた。

 豪快なボレーシュートを挟んで登場したのは、ウェストハム在籍時のディミトリ・パイェの超絶ドリブルシュートだ。華麗なまたぎフェイントで2人目のディフェンス役の選手をピッチに転がすと、GKとの1対1では二度の切れ味鋭いキックフェイントからゴール。相手を嘲笑う技術の高さに、チームメイトも脱帽といった様子だった。

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