“東京五輪世代”の森保J、U-23アジア選手権初戦のスタメン発表! 連覇へ白星発進なるか
U-23パレスチナ代表と激突 三好、岩崎、神谷らが先発
森保一監督率いるU-21日本代表は10日、23歳以下のアジアの頂点を争う大会「AFC U-23選手権」初戦となるU-23パレスチナ代表戦に挑む、先発メンバーを発表した。東京五輪に向けた森保ジャパン初の公式戦は、大会の連覇に向けた初陣となる。
合宿スタート後に体調不良の影響でガンバ大阪DF初瀬亮がチームを離脱し、さらにFW前田大然(松本山雅FC)が負傷離脱。MF長沼洋一(FC岐阜)、FW旗手怜央(順天堂大学)の2人が追加招集されている。
そんななか、GKには昨年のU-20ワールドカップでも守護神を務めた小島亨介(早稲田大学)が名を連ね、3バックには庄司朋乃也(ツエーゲン金沢)、立田悠悟(清水エスパルス)、板倉滉(ベガルタ仙台)が並ぶ。両WBには右に藤谷壮(ヴィッセル神戸)、左に浦田樹(ギラヴァンツ北九州)が入り、愛媛FCの神谷優太と東京Vの井上潮音がダブルボランチを組む。アタッカー陣はセンターフォワードに産業能率大学の小松蓮を据え、左に岩崎悠人(京都サンガF.C.)、右に三好康児(北海道コンサドーレ札幌)となり、キャプテンは神谷が務める。
同大会での日本代表は、手倉森誠監督が率いた2014年大会こそベスト8で涙を呑んだが、再び手倉森体制で臨んだ2016年大会では初優勝を飾っている。今大会は森保ジャパンとして初の公式戦となるが、対戦国すべてが23歳以下で構成されており、いわゆる“東京五輪世代”と呼ばれる21歳以下の選手たちで挑む日本にとっては、年齢差という壁に直面することになる。パレスチナ戦が今大会の指標となることは間違いなく、初戦から勝利をつかみにいきたいところだ。
日本代表の先発メンバーは以下の通り。
GK
小島亨介(早稲田大)
DF
庄司朋乃也(金沢)
立田悠悟(清水)
板倉 滉(仙台)
MF
藤谷 壮(神戸)
井上潮音(東京V)
神谷優太(愛媛)
浦田 樹(北九州)
FW
三好康児(札幌)
小松 蓮(産業能率大)
岩崎悠人(京都)
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images