ブンデス公式「オープンゴールでのミス5選」 香川の味方直撃“幻のゴール”が2位選出
ブレーメン戦の決定機で放ったシュートがオーバメヤンを直撃してチャンス逸
数多のビッグチャンスをものしてきたトップ選手でも、時には目を疑うようなイージーミスを犯してしまうのがサッカーだ。ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルは「オープンゴールでのミスTOP5」と題した動画を公開。無人のゴールへ押し込むだけという絶好機でのミスを集めた映像には、ドルトムントのMF香川真司の悲劇もピックアップされた。
絶好のチャンスでシュートミスを犯した選手を取り上げた特集では、5位に香川とドルトムントで同僚のウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコ、4位にケルンのFWセル・ギラシー、3位にヴォルフスブルクのベルギー代表FWディボック・オリジと実力者の名前が並ぶなかで、2位に香川が登場する。
そのプレーが生まれたのは、昨年12月9日のブンデスリーガ第15節ブレーメン戦(1-2)。左サイドのヤルモレンコからクロスボールが上がると、オーバラップしたスペイン代表DFマルク・バルトラがファーサイドからヘディングで折り返した。ここへ走り込んだのが香川。相手GKはクロスにつられてゴールは空いている状況。右足でシュートを狙ったが、ボールはクロスバーの上を越えた。
実はこの場面、香川のシュートはそのまま枠の外へ飛んだわけではなく、ゴール前で足を滑らせて倒れたチームメイトのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに“ブロック”されたもの。香川を含めたドルトムントの選手が、一様に頭を抱えたシーンだった。
1位はハノーファーのオーストリア代表FWマルティン・ハルニク。昨年9月30日の第7節ボルシアMG戦(1-2)で、ハルニクは味方の折り返しをボレーシュートで狙ったが、がら空きのゴールまで2メートル弱という至近距離からシュートをクロスバーに当てる痛恨のミスを犯していた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images