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ミランCEOがダービードローに「泣きたいよ」 伊紙は両名門に「空虚な投資」
ミラノ凋落の象徴? 伊紙「スター選手が不在だった」
ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが19日のミラノ・ダービーで0-0に終わり、「泣きたいよ」と弱音を吐いている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
スコアレスドローに終わったダービーは日本代表FW本田圭佑、DF長友佑都のみならず、両クラブが1月の移籍市場で獲得した戦力がベンチスタートとなった。
インテルはDFダビデ・サントン、ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、スイス代表MFジェルダン・シャキリ、ミランはDFガブリエル・パレッタ、MFアレッシオ・チェルチ、FWマッティア・デストロがそれぞれスタメンに入れなかった。
選手の能力のみならず、故障や戦術面など欠場の理由は様々だが、記事では「スター選手が不在だった。スターがベンチ。空虚な投資」と補強戦略のミスを厳しく指摘されている。
また、ガリアーニCEOは「言うことはあまりない。泣きたいよ」と愚痴をこぼしたという。ミランは現在9位、インテルは10位。かつて欧州サッカー界の主役だったミラノの両巨人は競争力の低下したイタリアで中位からなかなか抜け出すことができていない。
両チームとも来季欧州のカップ戦出場権を獲得できない可能性が高まっており、ミラノ凋落が深刻化している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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