香川所属のドルトムント、崩壊した守備陣の補強へ “救世主候補”はスイスの22歳俊英か

バーゼルは安売りしたくない姿勢を示す

 ドルトムントが昨夏の移籍市場でフランス代表FWウスマン・デンベレをバルセロナに売却したことで1億500万ユーロ(約141億円)の移籍金を手にしていることを公然の事実。それゆえ、バーゼルとしても安売りはしたくないという姿勢を示しているという。

 ドルトムントはリーグ戦前半の17試合で24失点(39得点)を喫した。開幕から7試合をわずか2失点で乗り切ったチームは、そこから10試合で22失点と一気に守備が崩壊した。

 カップ戦のDFBポカールでは下部チーム相手の1回戦と2回戦は完封勝利を収めたが、16強でバイエルン・ミュンヘンに1-2で敗れて大会から姿を消した。1勝も挙げられなかったCLでは6試合で13失点。ボス前監督の下で採用したハイラインでのプレス戦術がハマらず、いとも簡単に最終ラインを破られた。

 ペーター・シュテーガー監督就任後、リーグ戦2連勝と立て直しを見せたドルトムント。さらなる巻き返しに向けて、“救世主”を確保することはできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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