高速タッチ&ループで二人抜き プレミアの超絶美技に震撼「世界を駆け抜けた」「神の子だ」
ウェストハムのマスアクが巧みにボールを操って“袋小路”を突破
イングランド1部のプレミアリーグで、まさに相手を手玉に取るようなスーパーテクニックが飛び出した。ドリブルでサイドから崩しにかかるも、二人のマークマンに囲まれて劣勢……、かと思われたが、左右両足を使った高速タッチと華麗なループで包囲網を突破。相手を翻弄する魅惑の美技に海外メディアは「今年最高のスキル候補」「世界を駆け抜けた魅惑のフェイント」と話題を呼んでいる。
早くも“今年一番”の候補に挙がるプレーを繰り出したのは、ウェストハムのコンゴ代表DFアルトゥール・マスアクだ。
現地時間4日に行われたリーグ第21節のトットナム戦(1-1)、オーバーラップしたマスアクは左サイドで突破を試みた。しかし、トットナムもコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエも縦の仕掛けに対して必死に食らい付く。さらに後ろからは韓国代表FWソン・フンミンにプレッシャーをかけられ、マスアクはタッチラインを背にした状態で行く手を完全に阻まれた。
すると、マスアクはおもむろに目の前の2選手との間合いを詰めると、左足裏でボールをコントロール。軸足の右足に当ててボールを浮かせると、そのまま左足のインステップでオーリエとソン・フンミンの間を通して見事に“袋小路”を突破して見せた。