今季ここまで生まれたドリブルからの鮮やかな一撃をランキング

　ブンデスリーガの屈強なDF陣をマインツFW武藤嘉紀が見事に切り裂いた――。ブンデスリーガ第5節のホッフェンハイム戦（2-3）で侍ストライカーが見せた3人抜きのドリブルシュートが、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが公開した「トップ5ソロ（単独）ゴール」の特集で堂々2位にランクインした。

　昨年9月20日に行われた本拠地での一戦。2トップの一角で出場した武藤が得意のドリブルを見せた。前半16分、MFレヴィン・エズトゥナリからヒールパスでボールを受け取った武藤は、ゴール左45度の位置からドリブルを開始。一人目のDFのプレッシャーをものともせずペナルティーエリア内に侵入し、細かなステップでDF二人を一気に抜き去ると、最後は左足のシュートでGKの股間を抜いてリードを2点に広げるゴールを決めた。

　チームはここから逆転されて2-3で敗戦したが、武藤の独演が今季のブンデスリーガを彩るゴールの一つに認定された。

　動画で紹介されているトップ5ゴールは以下の通り。

1位　ティモ・ヴェルナー（RBライプツィヒ）　第3節：ハンブルガーSV戦（A）
2位　武藤嘉紀（マインツ）　第5節：ホッフェンハイム戦（H）
3位　ダニエル・カリジューリ（シャルケ）　第13節：ドルトムント戦（A）
4位　ケビン・フォラント（レバークーゼン）　第11節：アウクスブルク戦（A）
5位　ロベルト・レバンドフスキ（バイエルン）　第2節：ブレーメン戦（A）

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images