メッシは9人でも止められない!? 圧巻の“包囲網打開”に大反響「天才」「比類なき技術」
レバンテ戦の前半43分、9人に囲まれるも隙間を縫ってラキティッチのシュートを演出
バルセロナは現地時間7日のレバンテ戦に3-0で勝利し、今季依然として無敗(15勝3分)と首位を快走している。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは先制点を挙げるなど勝利に貢献したが、試合中に9人の選手に囲まれながらボールを奪われず、味方のシュートを演出したシーンに海外メディアが着目。「レバンテの包囲網から抜け出す方法を見出す」と報じると、ファンからも「天才」「比類なき技術」と反響を呼んでいる。
11対11で戦うサッカーにおいて、「1対9」のシチュエーションが生まれたのは、前半43分だった。
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがワンツーを狙って出したパスを、メッシがペナルティーアーク付近で受けた瞬間、レバンテの選手たちの視線はボールホルダーのメッシに注がれた。背番号10の前には敵が4人、後ろに1人、さらには左右からもカバーリングを意識して中央に絞って待ち構える選手が4人と、計9人に囲まれた。
これだけの劣勢であればすぐにボールを奪われてしまいそうなものだが、メッシに常識は通用しない。足を出してきた相手を左から右に切り返してかわすと、右側からプレッシャーをかける相手にボールを奪われまいと反転とともに、体を間に入れてキープ。前後左右の間合いはほとんどないなか、後方でフリーになっていたクロアチア代表MFイバン・ラキティッチを見つけると、左足でふわっとボールを浮かせてパスを通し、ボレーシュートを演出した。