レスター岡崎は“大きな壁” 指揮官が若手FWに成長要求「オカザキが良いから難しい」
期待のイヘアナチョはリーグ戦10試合出番なし「あらゆる面で上達する必要がある」
レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、今季リーグ戦19試合で6得点を挙げるなど好調を維持している。クロード・ピュエル監督からも「良いプレーをしている」と高評価で、期待の新戦力にとってはその前に立ちはだかる“大きな壁”として君臨しているようだ。英紙「レスター・マーキュリー」が報じた。
岡崎の存在もあって、レスターで苦戦しているのはナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョだ。2015-16シーズンにマンチェスター・シティで26試合8得点を挙げてブレークを遂げた21歳は、昨夏に出場機会を求めてレスターに加入した。クラブが移籍金2500万ポンド(約38億円)を投じたストライカーだが、ここまではプレミアリーグで9試合に出場して無得点。リーグカップでは2試合で1得点を決めたが、インパクトを残すだけのパフォーマンスは見せられていない。
エースのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとのコンビで先発した昨年10月16日のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦(1-1)では、2トップ間のパス成功数「0本」に終わったことが現地メディアでも取り上げられるなど、チームメイトとの連携に大きな課題を残している。指揮官がクレイグ・シェークスピア前監督からピュエル監督に代わっても、事態は大きく変化していない。
リーグ戦10試合連続出番なし(うちベンチ外は5試合)が続くイヘアナチョ。ピュエル監督は「我々は全ての選手に機会を与えることはできない。アーメド・ムサもそうだ。選択肢の一つだ。ケレチは若く、プレーのあらゆる面で上達する必要がある」と語り、ナイジェリア代表FWにさらなる成長を求めた。
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