名手ピルロ、バルサ移籍寸前のエピソードを告白 「行くことができた。でも…」
2010年にイブラヒモビッチとの交換トレードでバルサに移籍していた可能性も…
昨年限りで現役引退した元イタリア代表MFアンドレア・ピルロはACミラン、ユベントスなどで活躍したが、かつてスペインの名門バルセロナに移籍寸前だったエピソードを明かした。衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
希代のレジスタがバルサ行きに近づいたのは、ミランとの契約が最終年となった2010年8月のことだった。
「私はバルセロナに行くことができた。バルセロナとはイブラヒモビッチに関する交渉があったんだ。そして、私は反対方向に向かう選手の一人となるはずだったんだ」
バルセロナで当時のペップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)と確執があった元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(現マンチェスター・ユナイテッド)はミランに期限付き移籍で加入。交渉成立の前段階では、ピルロがバルサへの“トレード要員”に組み込まれていたという。
「最終的には、イブラがミランに加わるだけで決着したんだ。素晴らしい経験になっただろうね。でも、私はミランで幸せだったんだ。移籍を受け入れたかどうかは分からないね」
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