香川、クロップ監督との残り5戦に思い込める 「監督のおかげでここまで…」

「寂しい気持ちはある。でもこれがサッカーの世界」

 クロップ監督は今季限りでの退任を発表。リーグ戦残り5試合が恩師とのラストダンスとなる。

「1試合ずつこなしていくだけだ。今はこの調子を維持し、今日みたいにチームで力を合わせていくことが重要だと思う。そうすれば次の試合にも勝てるはずだ」

 こう語った香川は指揮官の退任について、「このクラブにとっては大きな損失になるけど、これは監督が決めたこと。決定権は監督にある。選手としては、残りの数試合さらに力を入れてやっていきたい。みんな監督にとても感謝しているし、監督のおかげでここまで来られた。もちろん寂しい気持ちはある。でもこれがサッカーの世界だし、僕らは前を向いていかないといけない」と話し、別れを惜しんだ。

 香川を寵愛し、トップ下で重用したクロップ監督はドルトムントでの超攻撃的サッカーで欧州にその名を馳せた。来季も休暇を取らない方針を明らかにしており、その去就が注目されている。一方で、ドルトムントで残された時間は刻々と少なくなっている。今季8位と不本意なシーズンを送っているクラブは残り5試合で輝きを放てるか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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