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香川、クロップ監督との残り5戦に思い込める 「監督のおかげでここまで…」
恩師とのラストダンスに香川「さらに力を入れてやっていきたい」
ドルトムントの日本代表MF香川真司が18日のパーダーボルン戦で先発フル出場。今季限りでの退任を発表したユルゲン・クロップ監督の恩に報いるように、後半35分に今季3得点目を決める活躍を見せた。3-0でドルトムントが勝利した試合後、自らの才能を見出してくれた名将との残り5試合のラストダンスを噛みしめることを明かした。ドルトムントの公式サイトのインタビューで答えている。
「本当は前半にゴールを奪っておきたかったけど、その分も後半に取れたと思う。全体的に見ればとても説得力のあるパフォーマンスを見せられた。攻撃も守備もうまくできたと言っていいと思う」
こう語った香川は後半35分に魅せた。アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのループパスに走り込み、トップスピードのまま巧みにボールを収めると左足でフィニッシュ。スピード、技術、冷静さと自身が備える武器をいかんなく発揮し、チーム3点目のダメ押し弾を決めた。
ゴールの後、何度もガッツポーズを繰り返した背番号「7」は「ようやくまたホームでゴールできたわけだから。長いことファンに借りがあった。今シーズンは思ったほどプレーできていなくてモヤモヤしていたから、なおさらあのゴールは嬉しかったよ。この調子でシーズン終わりまでプレーできることを願っている」と意気込んだ。
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