決勝の途中からツイート、野洲高時代の写真を自らアップしてコメント

　第96回全国高校サッカー選手権決勝が８日に埼玉スタジアムで行われ、前橋育英（群馬）と流通経済大柏（千葉）が激突。試合は0-0のまま終盤に突入し、後半アディショナルタイムにFW榎本樹が決勝弾を叩き込み、前橋育英が1-0の勝利で悲願の初優勝を飾った。エイバルの日本代表MF乾貴士は試合中から公式ツイッターにメッセージを投稿し、試合直後にも祝福コメントを記している。

　決勝まで大会最多15得点の前橋育英と今大会無失点の流通経済大柏という、最強の矛と盾対決となった大一番。両チームとも前半は決定打を欠き、後半に入ると前橋育英が攻め、流通経済大柏が守る構図になった。0-0のまま延長突入かと思われたが、後半アディショナルタイムにこぼれ球を榎本が流し込み、これが決勝弾。前橋育英が悲願の初優勝を飾った。

　乾は決勝の途中で公式ツイッターに一度ツイート。「高校サッカー選手権決勝!!　毎年の楽しみ」と綴ると、「前橋育英皆んなうまいなぁ　流通経済は守備が硬い!　両方頑張れー!!」と応援。結果的に優勝を飾った前橋育英の上手さを称賛していた。

　乾はさらに写真も同時にアップ。高校生時代に野洲高でプレーし、2005年度大会で経験しているが、高校時代の写真を公開すると、「2枚目の写真は懐かしいやつ」と自らコメントを添えている。

　最終的に1-0で前橋育英が死闘を制して大会初制覇を成し遂げると、乾は「面白かったー　おめでとうございます」と、試合の感想とともに前橋育英を祝福。高校生が繰り広げた激闘に、スペインで活躍する日本代表アタッカーも胸を打たれたようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images