レアルのジダン監督、痛恨ドローに落胆 遠ざかるバルサの背中「優勝の話はできない」 

ベイルが2ゴールの活躍もセルタに2-2で引き分け「我々は結果に少し憤っている」

 レアル・マドリードは現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第18節のセルタ戦で2-2の引き分け。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが2ゴールの活躍を見せるもリードを守りきれずに痛恨のドローとなり、首位バルセロナとの勝ち点差は16に開いた。リーグ連覇に暗雲が漂うなか、ジネディーヌ・ジダン監督は「リーガ優勝についての話はできない」と語った。

 敵地バライードスで、“白い巨人”は本来の強さを見せることができなかった。前半33分に先制された後、同36分、38分とベイルの連続弾で一気に逆転したが、セルタの反撃に押し込まれ、後半37分にFWマキシ・ゴメスに同点ヘッドを決められてしまった。

 衛星放送「モビスター」によれば、ジダン監督は「我々は結果に少し憤っている。前半についてではない。後半について、だ。この結果には満足できない。もっと良い展開にできる余地はあった。90分間試合をコントロールできることができなかった」と振り返ったという。

 後半は守備を崩され、PKを献上するピンチもあった。守護神のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスのスーパーセーブで難を逃れたが、その後同点に追いつかれてしまった。

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