バルサの“新旧キラー”に再脚光 圧巻のゴール奪取能力に反響の声「モンスターだ」
エトーとスアレス、バルサの9番を背負った得点マシンにリーガ公式がスポットライト
リーガ・エスパニョーラ首位を走るバルセロナは、得点ランクトップに君臨するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが絶対的エースとして君臨する。2008-09シーズンから背番号10を背負い、チームの顔としてその座は揺らがないが、 “ブラウグラナ”(青とえんじ)の歴史においては有能な9番の存在も印象的だ。クラブは公式ツイッターで二人のフィニッシャーの動画を公開している。
上下に二分割された画面から最初に登場したのは、元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。2004年にバルサの一員となった男は、05-06シーズンに得点王(26)を獲得。在籍5年間でリーグ戦108得点、3回のリーグ優勝に導いた。
そしてもう一人は、現在メッシの相棒として輝きを放つウルグアイ代表FWルイス・スアレス。2014年にリバプールからバルサ移籍を果たすと、15-16シーズンにはメッシ、ブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)との“MSNトリオ”で猛威を振るい、リーガ史上3人目のシーズン40ゴールで得点王に輝いた。今季で4年目だがすでにリーグ戦96得点をマークし、エトーを上回るペースでゴールを重ねている。
動画では互いにペナルティーアーク付近から右足を一閃して強烈なミドルでゴールを襲撃。さらに、エトーが後方からの浮き球のパスをアクロバティックなトラップから左足で仕留めれば、スアレスも左サイドからのクロスを左足のダイレクトボレーでゴールネットを揺らす模様を収録している。
バルサ公式ツイッターは、「ラ・リーガの歴史で最高の“キラー”の二人だ」とフィニッシャーとしての卓越した能力を称え、ファンから「モンスターだ」といった声があがっていた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images