ネイマールの“反時計回りターン弾”は伝説級

　2000年代のスーパースターと言えばご存知、ロナウジーニョだ。必殺の高速ドリブル突破からカットインしてミドルシュート。これが弾丸ライナーでゴールネットに突き刺さった場面が取り上げられている。

　最後は昨夏、移籍金2億2200万ユーロ（約290億円）でバルサからパリ・サンジェルマンへと旅立ったFWネイマールだ。ペナルティエリア内で受けたボールを高く跳ね上げて、自らは反時計回りにターン。相手マーカーを後手の対応に回らせて決めた鮮やかな一撃は、移籍した今も語り継がれるものだ。

　彼らのようなブラジル人スーパースターの座に、コウチーニョも並べるのか。希代の25歳は、今冬の移籍市場で誰よりも注目を集める存在であるのは確かだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images